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大きなカブトムシ、そしてクワガタをつかまえられるという場所が、伊豆の南部にある河津にあるという。河津といえば、河津桜で最近は全国的に有名である。
今回の家族旅行は、7歳の息子の初めての夏休みということで、彼の希望を最優先した。夜、8時に宿を出発。近くにある秘密のスポットに、宿主とともに出かける。
「あ、何か動いている!」懐中電灯を照らした先には、確かに角が生えた物体が動いている。「オスのカブトだ!」息子の興奮した声が、闇夜に鳴り響く。僕らは、虫網の棒の部分に、さらにもう一本分の棒をくくりつけた長尺を振りかざして、木の上のほうで蜜を吸うカブトに狙いを定めた。
子供の手前、取り逃がすなんてことがあっていいわけがない。他の親と子供もいたから、なおさら、オヤジとしてはドジを踏めないのだ。「やった!やった!」虫網に見事しとめた僕は、子供以上に大きな声をあげて興奮してしまった。「パパ、ちょっと声が大きいよ」そういう息子の横で、宿主は人差し指を口元に持っていき、「しーっ」とささやくような声を上げたのだった。
翌朝、今度は海、それも磯狩りをした。今井浜である。後ろは山、前は海とはこのことで、すばらしいロケーションである。浅いところで磯狩りをしていると、不思議な海の生物をたくさんつかまえた。小さなクモがににはびっくりしたが、その他にも、体が透明で透けて見える小さなえび、体半分が黄色い不思議な魚など、あまりに多くの生態系が見れて、感動した。
収穫の多い旅だった。春には、有名な河津桜が咲く。子供のいる僕には、伊豆河津はちょっとしたお気に入りポイントになっている。
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