|
«前の記事 |
次の記事»
先日親しくしている外資系の人事部長の女性たちとお酒を飲みに行った。
30代から40代の女性が中心であり、既婚者と独身の方が混ざっていた。子供がいる人はいないようだった。
お酒がずいぶん入ってきた頃のことだった。「娘が大きくなって青い目のボーイフレンドをつれてきたら、困っちゃうな」
気持ちよく酔いがまわっていた僕のこの一言を、お酒がかなり入っていたにもかかわらず、女性の人事部長たちは聞き逃してくれなかった。
その後、読者の皆さんの予想とおり、僕は集中砲火を受けた。
「小松さん、結構コンサバじゃなーい。それじゃ、娘さんがかわいそうよ。」何っ?僕は自分の娘がかわいそうとまで言われたら、
これはオヤジとして引き下がることができなくなってしまった。(笑)
女性たちの言い分はこうだ。「つまらない日本人の男性を連れてくるより、黒人だろうが、白人、アジア人だろうが、
しっかりしたいい男を連れてきてくれたほうが、お父さんとしても安心でしょ。」うーん、それは一理あり。これには僕も納得だが、でも待てよ。
何でつまらない日本人の男をつれてくるんだ?
僕は海外生活が長く、複雑な多民族国家にも10年以上住んでいた。その結果、宗教の異なる人同士の国際結婚にも、
普通の日本人よりは数多く接してきたし、そこには慣習の違い、二人を取り巻く家族、
親戚の存在などが引き起こすいろいろな問題があることも実感してきた。
だから国際結婚の難しさ、一方で成功している人がどれほどの努力をしているかということを、かなり具体的に知っているつもりだ。
まあ、ここまで書いてきたが、よくよく考えてみると、今回の話は国際結婚を否定したり、
外国人のボーイフレンドを持つことが悪いといいたいのではない。確かに外国人のほうが日本人よりルックスが良くて、表現力も豊か、
夢を語る能力にも長けているし、はっきり言って日本の男性よりも、魅力的に見えるのかもしれない。日本男児よ、なんとかしようよ。
これでは日本の女の子たちに見捨てられてしまう。
ちなみに僕の娘は、まだ1歳4ヶ月だ。「なーんだ、小松さん、心配するの早すぎるよ」と噴き出している読者(特に女性)が多いだろうが、
娘をもった父親としては、娘が何歳だろうが、娘の幸せに関しては慎重に考えていきたいものなのだ。まあ、心構えみたいなもので、
本当は公言しなくてもいいのだろう。
当然ながら、娘の将来を自分の思い通りにしたいのではない。社会的弱者である女性にその自覚が足りない現実がある中で、
自分が本当に大切な身内に対しては、男として、父親として、絶対に間違いがあってはいけないと思っているだけなのだ。
もちろん国際結婚等が間違いであるといっているのではない。将来がどうなるかわからないのは確かであるが、「日本人にはいい男がいない」
という日本人女性(前述の女性の人事部長さんたちはそうは言っていない)には、娘になって欲しくないだけだ。。
とまあ、こんな熱い発言を、女性の人事部長さんたちを前にできるわけもなく、僕はすごすごと退散してしまった。「小松さんも親バカだね」
そんな言葉を背に受けながら、「僕は親バカでもいい」と思った。
|